確定したミホークの懸賞金からミホークの強さとワンピース界での位置づけを徹底考察!
ついに確定したミホークの懸賞金と、そこからミホークの強さを検証していきたいと思います。
やっぱり高かったよね〜懸賞金。
ワンピース界でずーっと議論が繰り返されていた「ミホークって実際どれくらい強いの?」に対して、ある程度答えが出たような気がしますので、早速検証していきましょう。
最初に結論だけ言ってしまうと「個人としての強さは四皇クラスでシャンクス以上」だが「海賊団としての総戦力は低いので懸賞金はそこそこ」と考えています。
では行きましょう!
強さ検証の前段階|懸賞金制度について顧みよう!
さて、ワンピース第1058話『新皇帝』にて、ミホークの懸賞金は「35億9,000万ベリー」であることが判明しました。
高すぎるよね〜〜😂
この額だけでも、ロジャーの55億6,480万ベリー、白ひげの50億4,600万ベリー、カイドウの46億1,110万ベリー、ビッグ・マムの43億8,800万ベリー、シャンクスの40億4,890万ベリー、黒ひげの39億9,600万ベリーに次ぐ7番手にランクインしています。
これだけでも相当な強者として扱われていることが分かります。ただ、懸賞金額≒強さと捉えられがちですが、ワンピースの世界観ではそういう設定じゃないですよね。
違ってたよね!!
ということで、まずはワンピースにおける懸賞金制度についておさらいして行きましょう。
ワンピースにおける懸賞金は以下の制度になっています↓
『ONE PIECE』の世界を治める世界政府によって危険と見做された人物を捜索・拿捕するための足掛かりとして発行されている手配書。金額はその人物の危険度を示すものであり、基本的には高額であるほど危険な人物である。戦闘面における実力も金額に応じて高いと思われやすいが、該当する賞金首に対して世界政府が考える「危険性」と「戦闘力」は必ずしも一致しない。
https://dic.pixiv.net/a/%E6%89%8B%E9%85%8D%E6%9B%B8%28ONEPIECE%29
ということで、あくまで “世界政府” から見た “危険度” が懸賞金額の基準になっていますね。
この辺の危険度の基準には、以下のようなものがあると考えられます↓
・政府にとって不都合な政治的行動、敵対行動をとる場合
→ロビン(8歳で7900万)、フィッシャータイガー(1つの事件で2億3000万)、ペドロ(ポーネグリフ調査で3億以上)、黒ひげ、ドラゴンなど
・民間人への危害の大きさ
→初登場時のキッド(3億1500万)、カリブー(弱いけど2億1000万)、幼少期のビックマム(5億ベリー)など
・戦闘能力の高さ
→ミホーク(35億9000万)、カタクリ(全然凶暴じゃないのに10億5700万)、その他四皇 etc.
・組織(海賊団)としての総力の高さ
→クロコダイル(知力・統率力から19億6500万)、バギー(クロスギルドのボスなので31億8900万)など
“世界政府視点での危険度” というのがミソです。当然、単純な強さの他に世界政府に敵対するか否か、どれくらい不都合か、組織としての強さはどうかなども加味された指標になるはずですよね。
統率力、組織力がゼロで、ただ強いだけの1人がいても、世界政府総出で倒せばいいしね〜
ということで、この前提で各項目について、シャンクスと対比しながらミホークの懸賞金を分析していきましょう!
政府にとっての不都合さの度合い|ミホークの懸賞金分析その①
まず、ミホークが「政府にとって不都合な政治的行動、敵対行動」をどの程度とっているか考えていきましょう。この点について、吉沢の考えはただ1つです。
それは・・・政府にとっての不都合さは限りなくゼロに近いというものです。
ほぼゼロだと思っています!
なぜなら、ミホークは元々王下七武海(政府側)に入っており、かつ政治的介入や思想を広めるなどの行動を一切していません。さらに、ただ純粋に暇つぶしで海賊を襲うなど、むしろ政府にとってプラスになるような状態だったからです。
心づよい味方ではないけど、敵でもないよね〜
ちなみに、この点はシャンクスも同じだと思います。
実際、五老星から「暴れさせたら手に負えないが、自分から世界をどうしようとも思わない男ではあるまい」と評されていたり、1037話では五老星と直接会話していたりします。
どちらも危険人物認定はされてないよね
ということで、現在までのミホークとシャンクスの比較はこちら↓
【ミホーク(35億9000万)】
・政府にとっての不都合さ→ほとんどゼロ
【シャンクス(40億4890万)】
・政府にとっての不都合さ→ほとんどゼロ
続いて、民間人への危害の度合いを見ていきましょう。
民間人への危害の度合い
はい、こちらはお察しの通り両方共ゼロでしょう。平穏に暮らしたいミホーク、民間人と宴を楽しむシャンクス共に、民間人への危害があるとは思えません。
【ミホーク(35億9000万)】
・政府にとっての不都合さ→ほとんどゼロ
・民間人への危害→ゼロ
【シャンクス(40億4890万)】
・政府にとっての不都合さ→ほとんどゼロ
・民間人への危害→ゼロ
さくさく次の項目に行っちゃいましょう!!
戦闘能力の高さ
さて、今回皆様が一番気になっているのはこの「戦闘能力」なのではないでしょうか?
まずミホークの戦闘能力に関して見ていきましょう。こちら、ワンピース第1058話で海軍本部のブランニューから「”鷹の目のミホーク”!! 元王下七武海にして「四皇」赤髪に勝る剣技!!」と明確に言及されています。
剣技はシャンクスより上なのが確定しました。
ここで特に大事なのが、剣技で勝るということの解釈だと思います。この点は、以下のように大きく2つの意見に分かれると思います。
1.剣の腕(剣裁きとか、黒刀化とか)は勝っているが、総合的な戦闘能力で勝っているというわけではない
2.両者とも剣をもって戦えば、ミホークのほうが強い
吉沢としては「2」の解釈がしっくりくると考えています。理由は、剣士の実力は覇気も含めた戦闘能力のはずだからです。
ワンピ界の剣士の強さって、剣裁きと覇気の両方が包含されてない?
実際、ゾロがミホークに剣を指南してもらう際、覇気の使い方にまで言及して教わっています。このことからも、覇気も含めて剣で戦う場合の戦闘力と解釈するのが自然なのかな〜と思うわけです。
白ひげの持ち物は「なた」なので、矛盾はないしね〜
ということでミホーク>シャンクスという前提で、彼の強さがどの程度なのか考察していきましょう。これまでのミホークの戦歴がこちら↓
1.vs 両腕シャンクス 12年ほど前
→互角
2.vs ゾロ
→おもちゃの剣で圧勝
3.vs ルフィ 頂上戦争
→終始圧倒だが、捉えそこねていた。
4.vs ジンベエ 頂上戦争
→瞬殺。
5.vs ダズ・ボーネス 頂上戦争
→瞬殺。
6.vs ビスタ 頂上戦争
→しばらく適当に打ち合い。勝負はお預け。
本気で戦ったことないなこの人・・・(笑)
ミホークはそんなに強くない説でよく引き合いに出されるのが「①ルフィを瞬殺できなかったこと」と「②花剣のビスタと引き分けたこと」だと思います。それぞれについて行間を読みながら吉沢の考えを述べていきます。
ここがミホークの評価を左右してるよね
①ルフィを瞬殺できなかったことに関して
こちら、ミホークの立場に立って考えると簡単に理解できると思っています。ミホークにとってのルフィは、自らが最も認めているあのシャンクスが未来を託した男です。ミホークからするとルフィがどんな男なのか気になって仕方がないはずです。
実際、頂上戦争の時には「さて運命よ・・・あの運命の申し子の命、ここまでか、あるいはこの黒刀からどう逃がす・・・!!」と、絶体絶命のはずのルフィの運命がどうなるのか気にする発言をしています。
めっちゃ気にかけてる(笑)
さらに、何度か拳を交えた後「能力や技じゃない──その場にいる者達を次々に自分の味方につける──この海においてあの男は 最も恐るべき力をもっている……!!」とルフィを分析しています。
以上から、ミホークはルフィを試していただけで、全く本気で倒そうとしていなかったということが読み取れるでしょう。
まあ、こっちは推測しやすいよね
②花剣のビスタと引き分けたことに関して
こちらは一番よく議論されている点です。
花剣のビスタは赤犬に否されていましたので、ミホークがビスタと同格だと最強格とは言えないのではないかと言うお話です。この点に関して、吉沢の意見は以下の2つです。
1.両者とも技すら繰り出さずに適当に切りあった(小手調べした)だけなので、この戦闘で互角云々を議論することにほとんど意味はない。
2.そもそもビスタは結構強く、小手調べで切り合ってもミホークの格は落ちない
吉沢的には、ガチ戦闘じゃないのに互角云々の議論は出来ないと思っているんですよね。もっと言うと、ビスタは結構強者という位置づけです。ミホークと小手調べで切り合うことが出来ても不思議ではないのではないでしょうか?
例えば「シャーロット・カタクリ」も「カイドウ」と小手調べでちょっと殴り合うことくらいはできそうですよね?そんな感じで捉えています。
ダイヤモンド・ジョズも青キジと、マルコも黃猿としばらく殴り合ってますしね〜
ということで、上記の戦歴からミホークの格は下がらないと思っています。
さらに、ジンベエを瞬殺しているところから、並の王下七武海なら圧倒できる実力であることや、シャンクスに対して「片腕の貴様と今更決着つけようなどとは思わん」と発言するなど、明らかに片腕のシャンクスには勝って当たり前という考えが見て取れます。
ということで、ミホークの戦闘力はとても高く、冒頭述べたようにシャンクス以上の実力なのだろうと考えられます。
王下七武海を瞬殺でき、シャンクスよりも強い。と。
続いて、シャンクスの強さがどの程度なのか考えてみましょう。シャンクスの強さが決まれば、ミホークの強さも大体推察できますよね。
こちらは、「カイドウの回想シーン」や、映画での「vs 黄猿」から考えることが出来ます。
シャンクスの強さ、暴いていこう
まず「カイドウの回想シーン」に関して、カイドウがルフィの会心の一撃を受けた際に自身と対等に戦える人物を5人思い浮かべましたよね。その中の1人がシャンクスでした。
他の4人はゴール・D・ロジャー、エドワード・ニューゲート、光月おでん、ロックス・D・ジーベックであり、シャンクスは彼ら並の実力を備えていると見るのが妥当でしょう。
カイドウと対等に戦えるくらいには強い。と。
カイドウの回想にミホークが出てこなかったのは、カイドウは単純にミホークと対峙したことがないのだろうと考えています。
戦ったことが無ければ、回想にもでてこないよね〜
また「vs 黄猿」について、映画での描写になりますが、シャンクスは黄猿の八尺瓊勾玉を一撃で吹き飛ばして喉元へ刃を突き立てるなど、海軍大将を圧倒する実力を持っていることが判明しています。
すなわち、「ロジャーや白ひげ>ミホーク>シャンクス≧カイドウ、ビッグマム>海軍大将」といった形になると思います。
近海の主に腕を食われた人とは思えないよねww
ということで、現在までのミホークとシャンクスの比較はこちら↓
【ミホーク(35億9000万)】
・政府にとっての不都合さ→ほとんどゼロ
・民間人への危害→ゼロ
・戦闘能力→四皇クラスでシャンクス以上
【シャンクス(40億4890万)】
・政府にとっての不都合さ→ほとんどゼロ
・民間人への危害→ゼロ
・戦闘能力→海軍大将より強い四皇
最後に組織としての総力について言及していきましょう。
組織(海賊団)としての総力の高さ
さて、ルフィはドレスローザ編で配下が増えた後に「5番目の皇帝」と呼ばれるようになりましたよね。組織としての総力も重要な指標になっていることが伺えます。
この点に関して、ミホークは言うまでもなくゼロです。完全なる一匹狼なので、組織としての力や統率力なんかもありません。
ぼっちだからね。
一方、シャンクスは高い組織としての力があります。こちらワンピース957話にて、赤髪海賊団は「懸賞金アベレージが最も高い海賊団」と明言されています。
シャンクスは部下からも猛烈に信頼されている上に、部下の個々の力が高いという強大な組織力を持っています。このことが単純な戦闘力以上にシャンクスの懸賞金を押し上げていると考えられます。
ぼっちのミホーク、総力のシャンクス。
ということで、ミホークとシャンクスの比較はこうなりました↓
【ミホーク(35億9000万)】
・政府にとっての不都合さ→ほとんどゼロ
・民間人への危害→ゼロ
・戦闘能力→四皇クラスでシャンクス以上
・組織としての総力→全くのゼロ
【シャンクス(40億4890万)】
・政府にとっての不都合さ→ほとんどゼロ
・民間人への危害→ゼロ
・戦闘能力→海軍大将より強い四皇
・組織としての総力→強い部下と忠臣が多く組織として強大
懸賞金の妥当性とまとめ
以上まとめると、ミホークの懸賞金35億9000万は彼の戦闘能力だけで付けられた金額であり、その戦闘能力はシャンクス・マム・カイドウを凌ぐほどであるという位置づけに落ち着きそうです。
シャンクスは、戦闘能力がミホークに一歩劣ると考えると、懸賞金の戦闘能力に関する部分は34億程度で、残り6億程度は組織総力として懸賞金がかけられいると推察できます。
そう考えると、ミホークは強くても懸賞金が控えめなのは納得いくよね〜
以上、まとめるとミホークの作中での立ち位置は「個人としての強さは四皇クラスでシャンクス以上」だが「海賊団としての総戦力は低いので懸賞金はそこそこ」というところなのでしょう。
いかがでしたか?皆様の意見も是非お聞かせくださいね!
ではまた。