「聞くコミュニケーション」を質問力と思っている人がいて・・・
本日は老若男女問わず好まれる「モテる人の聞くコミュニケーション」についてお話していきます。
「会話をしていると何故か人から敬遠されてしまう」「女の子との会話が全然弾まない」など、心当たりはありませんか??
もしかすると、コミュニケーションの仕方が間違っているのかもしれません。
本記事で、会話上手になるためのヒントを得てみてくださいね!
きっかけは「聞く」と「質問する」を誤解した人
記事のきっかけは、「聞く」と「質問する」の区別がつかない人に出会ったことでした。会話をしていてもこちらの話たいことは全く話せず、会話の牌を相手ずっとが持っている状態・・・
次第にストレスが溜まり「もう少し人の話を聞いたほうがいいよ?」と言っちゃいました
で、その返事がなんと「ずっと聞いてる」というものでした。
正直、理解できなかったのですが、掘り下げて考えていくと「質問すること」と「聞くこと」を根本的に誤認していることがわかりました。
ということで、この人がどういう形式の会話をしていたのか御紹介していきます!
「聞く」と「質問する」を誤解した人の会話パターン
ここでは具体的な会話パターンをご紹介しておきます。会話の牌をどちらが持っているかに注目して読み進めてみてください。
おはよう〜
おはー
カカオニブ食べたことある〜?
(会話の牌を持っている、カカオと健康の話をしようと思っている)
あるよ〜、〇〇のカカオ二ブが美味しかった!〇〇のやつ食べたことある?
(いきなり会話の牌を奪った)
あ、あるよ〜
(会話の牌を奪われ、話したかった健康の話が話せなかった)
そうなんや、何円した?
(会話の牌を奪ったまま)
2000円くらいかな〜
え、やっす!どこで買ったん?
(会話の牌を持ったまま)
ネットの〇〇やで〜
(カカオと健康の話は諦めるか・・・)
という感じです、おわかりでしょうか?
カカオと健康の話をしようと思ったが、会話の牌を奪われ、話したいことが話せなかった挙句、一方的に相手が話したい内容(質問)が飛んできています。
健康の話をしようとしたのに、金額やお店の話に変えられてますよね
「相手が話したい内容を全く引き出さず」に「自分が話したい内容をばかりを質問している」のが解ると思います。
こういう人と会話を続けていると、次第にストレスが溜まってきますよね。
「聞く」人の会話パターン
では、聞く人はどんな会話パターンでしょうか?ここでも具体例を見ていきましょう。
おはよう〜
おはー
カカオニブ食べたことある〜?
(会話の牌を持っている、カカオの健康の話をしようと思っている)
食べたことあるよ〜!
カカオが健康にいいらしいんやけど・・・
(会話の牌を継続して持っている)
健康にいいん??
そう〜!ポリフェノールが老化防止にいいらしくてさ。
(会話の牌を継続して持っている)
老化防止にいいんや〜!
確かにハイカカオのチョコにポリフェノール〇〇含有って書いてるね!
という感じです、おわかりでしょうか?
会話の牌を相手に残したまま、話したいことが話せるように会話を展開しています。
健康の話をすることができましたね!
このあと話題が終わったら、会話の牌を相手に移してまた別の話題を話す流れになります。
上記のように「相手が話したい内容を引き出せるように話を展開して広げてあげること」を「聞くコミュニケーション」といいます。
「質問する」と全く違うのがおわかりいただけましたでしょうか??
まとめ
以上、「聞く」と「質問する」の違いを、具体的な会話を挙げながらご紹介させていただきました。
会話の牌を奪って質問を繰り返すと、相手は自分の話が一切できず猛烈にストレスがたまります。人間は、一方的に自分の話をしてくる人と会話したいと思わない傾向にあります。
気をつけないとね
もちろん仕事場などでは「質問力」が大事な場面もありますが、その場に応じた使い分けが大事です。
質問的な会話に少しでも心当たりがある方、ぜひ今日から「相手の話したいことが話せるように会話を展開してあげる」ことを意識して話してみてください。
ではまた!!