両利き練習を始めたキッカケ
こんにちは、吉沢です。
本日は両利きについて、お話をしようと思っています。
吉沢は元右利きの元左脳派です。
ですが、左手のトレーニングを行った結果、左手での箸・書記もできる用になり、今は左右差ほぼなしの両利きになりました。
そんな私が両利きになりたいと思ったキッカケが、
「ホムンクルスの絵」です。

何ソレ。オイシイの?
ホムンクルスの絵では、身体の神経と脳の関係が表現されています。
人間の神経は手と口に密集していて、それが脳と密接に関わっていることが分かっているんです。
そこで吉沢は、

両利きになったらめっちゃ脳大きくなるんじゃね??
単純。。。
こうした5歳児のような好奇心で吉沢さんは両利きへの道を歩み出したのでした。(by七瀬)
両利きになるまでの過程と実践したこと
吉沢は約8ヶ月で両利きになることに成功!
そこまでに実際にやったことをまとめてみました。
【0ヶ月目~】 歯磨きを左手に
最初の一か月は、取り掛かりやすい歯磨きから始めました。
歯磨きは逆手でやっても簡単なのでオススメです。
なるべく人差し指と親指で歯ブラシを動かすイメージで行うと、左手の感覚になれるのがはやくなるかなーと感じました。
【1ヶ月目~5か月目】 箸を左手に
これが一番難しかった。繊細な動きが求められる箸は思うように力が入らない。
思うようにご飯が食べれず、結構ストレスがかかります。
おかず何回も落とすので、エプロンも必須!
あと、とにかく手の筋肉が痛い。

指つるーーー!
【6ヶ月目~現在】 文字を左手に
字に関しては左手を動かすこと自体も難しいのですが、、、
どちらかと言うと文字自体が右利き用に形作られていて、左側から書くのが難しいと感じました。
特に、左から右への横棒が書きづらかったです。しかも、横書きだと手にインクがめっちゃつく(泣)

左利きの苦悩がようやくわかったようだネ。
ちなみに、子供の頃から左利きの七瀬は習字だけは左で書くのが不可能なので、右で書いてました。
両利きになって感じたこと
①イメージ力の向上
例えば
『x-y-z の3次元内で x = cosθ, y = sinθ, z = sinθ の関数を頭の中で想像し、
θ を 0° → 360° まで動かしたときの挙動をイメージする』
ようなことができるようになりました。
数学や物理を受験で使う方には嬉しい能力かもしれませんね!
②記憶力の急上昇
理由はよくわかりませんが、一度学んだことを憶えていることが多くなりました。
記憶系脳番地と運動系脳番地が近くにあるから、一緒に発達したのかな〜?と考えています。
③イメージを目の前映せるようになった。
ちょっと分かりづらいかと思いますが、
例えば「大」という字をイメージすると、視界の中に白色で「大」の字を浮かべられる用になりました。
まだまだ細かい字や立体を描画することはできないですが、できるようになりたいと思っています。
(ちなみに、かの有名なニコラ・テスラは超高精細なイメージを描画できたらしいです)
④お腹が空くようになった
元々脳は消費カロリーの内20%を占める身体の部位なのですが、容量が上がって消費カロリーが激増したのかなと思ってます。
⑤芸術への興味や感受性が増した
音楽や絵画などのいわゆる芸術への興味が増え、ピアノを聞いたり絵をみたりする機会が増えました。
美しい音色を聞いたときに涙を流すこともあるくらい、感性が豊かになった気がします。

芸術家は右脳が発達してると言うけど、本当だったんだね
両利き実演!
それでは最後に、実際に両手で文字を書く吉沢さんの様子をご覧ください。
実演① 両手で違う文字を書く

滋賀ミスって「磁賀」になってるワ
ちなみに、両利きでメモを取ると、メモ書きの速度が2倍になります。
実演② 難しめの漢字 同時書記
実演③ 鏡文字

両利きになったって噂は本当だったんだね

疑ってたのかネ?
両利きであること自体のメリットはそこまで大きくないかもしれませんが、脳や体に与える影響は大きいようです。
カンタンなところからぜひ皆さんも試してみてはいかがでしょうか!