自作PCのモニターに「InputNotSupported」と表示された時の対処
本日は自作PCでよくあるトラブル、モニターに「InputNotSupported」と表示され、映像を映せない場合の原因と対処法を解説します。
事の発端は10万円でミドル〜ハイエンドの自作PCを作った時。
高性能なGPU「Radeon RX 6600」を採用した自作PCを作成し、モニターに接続したところ・・・↓
画面上には「InputNotSupported」の文字が。やべ、映像が表示できない・・・(汗)
ということで原因を調べて対策しましたので、同じような境遇の方に参考にして頂けますと幸いです。
原因はビデオカードの出力とモニター性能の不整合
原因はビデオカードの出力と、それを受けるモニターの性能が合っていなかったことでした。
ここで言う性能は「リフレッシュレート」と「解像度」です。リフレッシュレートとは、「1秒あたりに画面を書き換える回数」のことです。
画面を高速で書き換えれる (リフレッシュレートが高い) 方が、なめらかな映像を表示することができます。
高リフレッシュレート≒なめらかな映像
リフレッシュレートの単位はHzで表され、10Hzであれば1秒間に10回、60Hzであれば60回画面を書き換えられることを表します。
また解像度は、映像表示の細かさのことです。
で、問題はビデオカードが出力しようとしている解像度&リフレッシュレートと、モニター側で受信可能な解像度&リフレッシュレートが合っていないことでした。
これが合わないと、映像を画面に表示できない様でした
ビデオカードとモニターのリフレッシュレート
Radeon RX 6600を搭載したビデオカードは1,920×1,080 の解像度 (フルHD) の場合、優に100Hzを超えるリフレッシュレートで映像信号を出力します。
一方、私が元々使用していたモニターの性能はこちら↓
1,920×1,080 (フルHD)で最大74.97Hzのリフレッシュレートまで対応していました。
ビデオカードが出力しようとしている映像信号が、モニターの性能を大幅に超えてしまい、表示できない現象がおきていたのです。
野球のグローブにボウリングの玉を投げつけてる感じ
結局性能の高いモニターを購入して解決
結局、ビデオカードの出力を受け取れるモニターを購入して解決することにしました。
購入したモニターはこちら↓
165Hzのリフレッシュレートに対応したゲーミングモニターで、2万円前後で購入することができました。
このモニターにビデオカードを接続すると、無事に画面を表示させることができました。
ふぅ・・・。
ちなみに、ビビるくらい画面が綺麗だったので買った甲斐があったな〜〜と思っています(笑)
まとめ
以上、「InputNotSupported」の不具合とビデオカード、モニターのリフレッシュレートのお話をしました。
結局、GPUだけでなく全体的な周辺パーツも高性能化していかないとイケないのかもしれませんね!
お金がかかるね・・・
自作PCは、好みの性能のPCをカスタマイズできて楽しい反面、トラブルがつきものです。
トラブルをすぐに解消し、楽しいPCライフにお役立てくだされば幸いです。
ではまた!