開業届けを自分で出すメリットと届け出に必要な情報を要約します
こんにちは、吉沢です。本日は、個人事業主として開業する時、「開業届を提出するメリット」と「必要な書類や手続き」について要約して参ります。
私、七瀬さんとビジネスを立ち上げますので、事業者として登録する機会がありました。そこで、開業届けのメリットや、届け出に必要な書類・手続きなどを調べたのですが、すらりと理解できる程まとまったサイトが見あたりませんでした。
読めば分かるんだけどね。
そこで自身の経験と合わせ、開業届提出のメリット/デメリットと届け出の方法についてまとめた記事を作成しました。
ではいきましょう！
開業届を提出するメリット・デメリット
開業届を提出するメリット・デメリットには以下のものがあります。
確定申告で青色申告という税金の優遇が受けれるのが最大のメリットです。
要するに開業届の提出に伴い「社会的な信用が上がる」と同時に「少し手間のかかる帳簿を付けることで税金の優遇が受けれる」ということです。
青色申告しないなら、殆どうまみはないかも
ということで、メリットの大部分を占める青色申告について詳しく見ていきましょう。
青色申告｜メリットとデメリット
開業の際、開業届と共に「青色申告承認申請書」を提出することで、「青色申告」という税制上の優遇を受けることが出来ます。青色申告のメリット・デメリットを以下にまとめます↓
家族への給与の全額を経費計上できるうえに、６５万円の控除が受けられるため、所得額に応じて収める金額が変動する「所得税」「住民税」「国民健康保険の保険料」がとても少なくなります。
間違いなく大きなメリットがあるので、青色申告は必須のスキルと言えます。
収入にもよるけど可処分所得として２０万程度得するよ・・・！
一方、青色申告で確定申告を行う場合には、「複式簿記」という方式で記帳する必要があります。複式簿記とは、取引による財産の増減を「借方」と「貸方」という２つの側面から記録する方法です。
「財産の状況を詳しく知るための家計簿」みたいな感じ
ここでは詳しく説明しませんが、初心者には結構めんどくさい方法です
・・・と言うと諦めてしまうかもしれませんが、待って下さい！（笑）
複式簿記は「クラウド会計ツール」を使用すれば比較的簡単に作成できます。クラウド会計ツールには完全無料で使えるものがありますので、そういったものから始めるといいでしょう！
簿記が簡単にできるなんて・・・デジタル時代だよね。
私達は、円簿会計というソフトを使って複式簿記を付けることにしました。
以上、とても大きなメリットがありますので、便利な会計ツールを使用しつつ青色申告するのがいいでしょう。逆に青色申告しないのであれば、開業届を出すメリットは殆どないと思います。
開業届と青色申告承認申請書｜作成から提出までの流れ
ということで、開業届と青色申告承認申請書の作成から提出までの流れを見ていきましょう。
開業届と青色申告申請書の作成には「freee開業」というサービスがとても便利です。freee開業ではお住まいの地域を選択するだけで、提出先の税務署まで分かります↓
作成した開業届と青色申告申請書をコンビニで印刷し、マイナンバーカードと一緒に上記の税務署に提出すれば完了です。
めっちゃ簡単！！
なお、freee開業では会計ツールへの誘導もありますが、月額料金がかかりますので費用をかけたくない場合はスルーしましょう（笑）
freeeさんは確定申告の周辺サービスで収益をあげるタイプだね
「freee開業」では開業届と青色申告申請書の作成だけ行い、会計ツールは他のものを使うのがオススメ。
まとめ
いかがでしたでしょうか？
青色申告は複式簿記が大変ですが、それに見合う金銭的な見返りがあります。人によっては税理士さんに丸投げしても、依頼料より安くなる税金の方が多いかもしれません。
開業届をまだ提出していない方、ぜひ提出してみてはいかがでしょうか？？
ではまた！