【朝型と夜型】「朝が弱い」人の意外な理由

日常・コラム
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もともと朝型と夜型の人間がいる??

「朝が苦手で寝起きが悪い」逆に、「夜はすぐ眠くなるので夜更かしできない」という朝型・夜型人間周りにいませんか?

七瀬は超絶朝型人間で、小さい時から夜更かしできないタイプでした。

七瀬

21時以降は起きてられないから親に心配されてたよ

果たしてこれは、生活リズムがきちんと整えられているから朝型人間なのか、生活リズムが崩れているから夜型人間なのでしょうか。

もちろん、仕事や毎日の生活スタイルのせいで夜型の生活を送っている人も多くいます。

しかし!実はもともと「朝型」「夜型」の人間がいるらしいのです。

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「朝型」と「夜型」は1日の周期が違う!

アメリカのハーバード大学の研究で、以下のような実験結果が出ています。

「コンスタントルーチン」という、環境変化のない中で生活させ、人が持っている、生体時計の1日の周期(サーカディアンリズム)を測定した。
サーカディアンリズムの周期が短いと、朝型の傾向があり、長いと夜型の傾向があった。

(参考:内田 直,『安眠の科学 (おもしろサイエンス)』,日刊工業新聞社,2013年)

もともと私たちが持っている体内時計の周期は人によって違うんですね。

例えば、

夜型で、一日が24時間半の体内時計を持っている人の場合、23時に寝た翌日は、23時半に眠気がくることになります。これを繰り返していくうちにどんどんと眠くなる時間が遅くなり、結果夜更かししてしまうということなんです。

逆に、朝型で一日が23時間半の人は、23時に寝た翌日は、10時半に眠くなり、その分朝もどんどん早くなります。

「寝起きが悪く、いつも朝は体調がすぐれない。。」という方は、もともと体内時計の中の一日が長いのかもしれません。

自分が夜型か朝型かわからない。」という方は、あなたがどちらのタイプなのかをチェックできるシートがありますので、ぜひ試してみてくださいね!

▼朝型夜型質問紙‐国立精神・神経医療研究センター 

朝型夜型質問紙
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朝型の利点 (※吉沢の個人的な考え)

さて、朝型人間と夜型人間に関して

吉沢は、以下2つの理由により、朝型の方が現代社会の生活に有利だと考えています。

  1. 早起きすることで、仕事に行く前に勉強、運動や瞑想ができる。
  2. ほとんどの会社は朝始業、夕方終業である。

1. に関して、朝運動して BDNF を増やすことで、その恩恵を効果的に受けることができます。

つまり、朝運動 ⇨ BDNF増加 ⇨ 脳の神経細胞増加 ⇨ 仕事の効率的な習得 といった良い連鎖を生むことができ、有利であると考えます。

なお、起床して2〜3時間頃が最も頭が働くタイミングと言われているのですが、早起きすることで、最も頭が働く時間を勉強に費やすことができます

当然、勉強の理解が早くなると考えられます。

2. に関して、夜型の人間は朝始業の会社では100%のパフォーマンスを発揮できないからです。

現代社会は朝型人間と夜型人間の両方が存在する、ということを前提に作られていません。

夜型人間は調子の出ないタイミングで仕事をすることになりますので、朝型に比べて不利だなぁと思います。

『9:00頃〜17:00頃までが仕事』という固定観念を脱却し、

夜型人間も存在することを前提にした勤怠システムが出てきてもよいのかなーと思ってます。

吉沢

ハイパーフレックス制どうかな

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生活リズムは変えられる

しかし、「もともとの夜型だから朝起きれないのはしょうがない!」と諦める必要はありません。

夜行性の動物というのも確かに存在しますが、私たち人間は「昼行性」の動物です。よって、光によって体内時計を調整しています。

光が入るとセロトニンというホルモンを増やして活動モードに入ります。「朝日を浴びると目が覚める」、「寝る前にスマホを見ると寝れなくなる」などは良く言われていることですね。

光のコントロールによって、朝型から夜型、逆に夜型から朝型になる可能性も大いにあります。
また、この生活リズムを整えるのに、朝に「くるみ」を食べるのも効果的です!

寝起きが悪い、朝が弱い人は意識的に自分の体内時計を24時間にセットしてみましょう!

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