くるみを食べてよく眠れるようになるらしい
こんにちは、吉沢です。本日は知られざるクルミの効果と題して、クルミが睡眠の質向上にいいかもしれないということをご紹介していきます。
ナッツが健康や美容にいいというのは何となく広まっているけど、具体的にどんな効果があるのか知っていますか?
クルミで頭をよくしようって話はよく聞くよね。
実は、くるみはそんなナッツ類の中でも、健康効果が高く優秀だと言われています!本日は、まだまだ知られていない「くるみ」の効果について一緒に見ていきましょう!
睡眠不足気味の方、是非参考にしてみてください。
クルミの効果①|豊富なオメガ3
まず、他のナッツと比べて特徴的なのが豊富なオメガ3です。
オメガ3は体に必要な必須脂肪酸の1つです。オメガ3の中でも植物由来のαリノレン酸は中性脂肪や悪玉コレステロールを下げる効果があり、ダイエットでもよく注目される成分です。
魚のEPAやDHAも有名だよね
そのほか、血圧を下げたり、アレルギー予防の効果もあります。花粉症で困っている方は、クルミを生活に取り入れてみるといいかもしれません。
「オメガ6:オメガ3=2:1」くらいで摂取するのが理想
えごま油や亜麻仁油にも、くるみと同じαリノレン酸が含まれていますので、オメガ3の効果に期待する場合はそちらでも良いと思います。
クルミの効果②|睡眠の質を上げて生活リズムが整う
オメガ3に加え、くるみには「トリプトファン」という成分が豊富に含まれています。
「トリプトファン」は必須アミノ酸の1種です。交感神経と副交感神経のバランスを整え、幸福感やリラックス効果をもたらす「セロトニン」の材料として使われます。
セロトニンの材料が豊富に含まれるんだよ
私たちは通常、セロトニンとメラトニンという2つのホルモンの量を調節して、体を活動モードや睡眠モードに切り替えています(※オキシレンというのも関わっています)。
・日中(活動モード)
⇒ メラトニン数値:低 ,セロトニン数値:高
・夜(睡眠モード)
⇒ メラトニン数値:高,セロトニン数値:低
寝る前にスマホを見るとメラトニンが減って活動モードになっちゃうよ!
この2つのホルモンが不足すると、体がうまく睡眠モードに入れず眠りが浅くなったり、朝になっても体が活動モードにならず頭が回らない。なんてことが起きてしまうのです。
そして、セロトニンとメラトニンは相互変換可能なので、くるみで得た「トリプトファン」は、この2つのホルモンの材料として使用できるんです。
トリプトファン→セロトニン↔メラトニン
ちなみに、トリプトファンは「摂取→吸収→セロトニンやメラトニンになる」まで16時間かかると言われています。
なので、朝にくるみを食べておくことで、夜に必要なメラトニンやセロトニンを補うことができ、睡眠の質を高めることができます。(『ナッツをうまく食べれば100歳まで長生きできる! : 驚くべき健康・美容パワーのスーパーフード!』より)
朝食べればちょうど夜メラトニンにできるってことです!
上質な睡眠は、体や脳がしっかりと休まるだけでなく、記憶の形成や睡眠中代謝を上げてダイエット効果もあるので、健康生活には必須項目です!
ちなみに、トリプトファンは納豆にも入っているので、睡眠の質だけでなく、精神の安定や生活リズムの向上等を目指す人にはお昼や夜に納豆を併用することでさらに効果が期待できます!
まとめ
以上、クルミの効果をご紹介してきました。優秀なナッツとして大注目のくるみを是非生活に取り入れて頂ければと思います。
コスパ面はやはり楽天が一番いいと思います。ナッツ類は売り切れることもしばしばなので、こまめにチェックがおすすめです↓
ちなみに、ナッツ類はオートファジー中でも、食事として換算されない(『「空腹」こそ最強のクスリ』より)ので、朝に断食タイムを取り入れている人にもオススメです!
NATS.では今後も皆様に役立つ情報を発信していきます。ではまた!