危険すぎるマクドナルドで命がけの人体実験を行った男。
体に悪い食べ物の代表、「ファーストフード」。
ファーストばかり食べていてはダメというのは何となく皆さん感じているとはおもいますが、この危険性を証明するために、「1ヶ月間、毎日3食マクドナルド生活」を行った男性がいるのです。
その様子が、『スーパーサイズ・ミー』という米国のドキュメンタリー映画におさめられています。想像しただけでもやばそうですが、この男性は果たしてどうなってしまうのでしょうか。
5日で中毒症状
この実験では、以下のルールが設けられました。
- 店員にスーパーサイズにするか聞かれたら“スーパーサイズ”にする(※Lサイズのひとつ上のサイズ)
- 食事はマクドナルドの製品のみ
- 水も含めてマック以外のものは禁止
- 全メニューについて1度は食べる
- 1日必ず3食とる
(かなり過酷、、。)
そして、この実験が始まって5日後、この男性に中毒症状が現れます。マックを食べないと気分が落ち込み、「もっと食べたい!」という状態に陥ってしまうのです。
まさに薬物!
マックのようなファーストフードは中毒性のある添加物を多く含んでいます。
また、ファーストフードという名前のとおり、咀嚼に時間がかからず素早く食べられてしまいます。
この早食いによって、脳の報酬系をすぐに刺激してしまい、さらに中毒症状を加速させてしまうのです。。
加えて、早食いは血糖値を大きく上昇させ、反動で大きく下落した際にうつ状態になったり、疲れが襲ってきたりと、本当に危険です!
2週間でドクターストップ
実験を始めて2週間すぎ、、、
男性は目のあたりの痛みや、だるさ、無気力などの症状を訴えます。病院で検査をしてみると、なんと糖質の取り過ぎで「脂肪肝」になっていたのです。
「脂肪肝」の多くは、過激な飲酒が原因です。ファーストフードでも脂肪肝になるのは、お医者さんもびっくりの状態。ここで、ドクターストップがかけられるのですが、実験は最後まで続きます。
こちらは2004年公開の映画なのですが、近年、食べすぎで脂肪肝になる日本人も増えているようです。
(日本人の3人に1人が脂肪肝とも言われています。)
そんなに量を食べていなくても、糖質中心の食生活や、スナック菓子を常食している方は注意です!!
この実験がマクドナルドに与えた影響
そして、1ヶ月間、3食マクドナルド生活の結果がこちらです。
・体重は11kg増加し脂肪肝。
・コレステロールは65ポイント上昇。
・体脂肪率は7%上昇。
・心臓病のリスクは2倍。
・心不全のリスクも2倍。
・気分は冴えず疲労感。
・情緒不安定。
・性生活は無いに等しい
やばすぎる・・・
この映画の発表後、マクドナルドはスーパーサイズを廃止したのです。
映画との関係はないと主張しているようですが、ここまで体を張って危険性を証明された以上、やはり対応せざるを得なかったのでしょうか。
マクドナルドに限らず、大手メーカーが販売を続けている商品の中には、安全性が確保されていないものがいくつもあります。
食の安全を確保するには、消費者側が正しい知識をつけて危険な商品に手を出さないということが大切です。消費者が知識をつけて問題のある食品が売れなくなって初めて、メーカーは商品を売るために「安全性の確保が必要だ」と気づくのです。
正しい情報を見極めて、皆さんと一緒に本当に安全な食品を広めていきたいと思っています!