血糖値をあげないために蕎麦を食べる人は更科蕎麦に要注意
こんにちは、吉沢です。
本日は蕎麦 (粉) の種類と血糖値についてお話していきたいと思います。
【この記事で学べること】
①蕎麦が血糖値をあげにくい理由
②そば粉の種類とその違い
③蕎麦を選ぶ時のポイントと注意点
蕎麦に関する知識を身につけ、健康的な食生活を一緒に目指していきましょう!
蕎麦の血糖値の上がりにくさとその理由
『蕎麦は血糖値を上げにくいから健康にいい』という話を聞いたことがある方、多いと思います。
まず、蕎麦が本当に血糖値を上げにくいのか、
GI値 (血糖値の上がりやすさを示す指標)から確認してみましょう!
【主食のGI値抜粋】
食パン、フランスパン 95
じゃが芋 90
精白米 88
うどん 85
そうめん 80
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さつま芋 55
玄米 55
そば 54
(引用:https://www.rakuten.ne.jp/gold/papamama/alpha30_GI.html)
と、見ての通り蕎麦は血糖値を上げにくい主食であることが分かります。
さつまいもより低いって、すごいね・・・!
では、なぜ蕎麦は血糖値が上がりにくいのでしょうか?
その理由は、ズバリ『食物繊維やポリフェノールが多いから』です。
食物繊維やポリフェノールには、糖質の吸収を遅らせる作用があるので、
これらを多く含む蕎麦は血糖値を上げにくい食品になっています。
蕎麦粉の種類と食物繊維の含有量
実はそば粉には以下のような種類があります。
一番粉:色が白くわずかに甘味がある。ソバの実の中心部分の胚乳をふるいかけして出てくる粉。
二番粉:一番粉の次に得られる粉で実の中心からやや外側部分を粉にしたもの。 風味の強い甘皮が一部挽き込まれ、蕎麦らしい色や香りがする粉。
三番粉:二番粉の次に得られる粉で、実の外側部分のやや暗い青緑色をした粉。
(参考:https://takayamaseihun.co.jp/contents/sobako_type.php)
実はこの一番粉から三番粉・・・食物繊維の含有量が全然違うんです!
それぞれ100g当たりの食物繊維の含有量は以下の通り。
一番粉:1.8g
二番粉:4.8g
三番粉:7.1g
※さつまいも:2.3g
(栄養価計算:https://calorie.slism.jp/101125/#foodDataDetail)
おさらいですが、『血糖値が上がりにくいのは食物繊維が多いから』でしたね。
察しの良い方はもうお分かりかと思いますが、
『一番粉を使用したものは食物繊維が少なく血糖値が上がりやすい』です。
これを踏まえた上で、最後に蕎麦選びのポイントを見ていきましょう!
蕎麦を選ぶ時のポイントと注意点
最後に、蕎麦選びのポイントと注意点をまとめます。
蕎麦を選ぶ時のポイントは、
①更科蕎麦 (≒一番粉の蕎麦) は避ける
②なるべく黒い色の (≒食物繊維が多い) ものを選ぶ
注意点は、
①そば粉以外の原料 (小麦粉など) が使われていないものを選ぶ。
②着色剤や香料が使用されていないものを選ぶ
となります!
感想
蕎麦は全部同じだと思っていた方や、健康に気を使って更科蕎麦を食べていた方、意外と多いのではないでしょうか?
今回の記事が、皆様の健康的な蕎麦生活にお役立ちできると幸いです。
今後も NATS. をよろしくお願いいたします!ではまた!