整腸で脳まで若返る腸活の味方「便秘薬」の選び方
こんにちは、吉沢です。
みなさん、整腸剤は飲んだことがありますか?とっても体に悪くて不快な便秘。速く改善したくて整腸剤を使おうか迷いつつも、副作用が怖くて試せていなかったり、選び方が分からなかったりしないでしょうか?
本日はそんな方のために、著書『脳の専門医が教える 脳が若返る40代からの食事術』を参考に、ドラッグストアの整腸剤の選び方をご紹介します!
では行きましょう!
どんなタイプの便秘薬があるのか?
便秘薬は、整腸の仕組みにより3種類に分類できます。
①善玉菌を増やして腸内環境を改善するもの
②便を柔らかくして排便を促すもの
③腸を刺激して排便を促すもの
①腸内環境を改善するタイプ
腸内細菌は善玉菌、日和見菌、悪玉菌という菌から構成され、「2:7:1」のバランスが理想とされています。腸内環境が乱れている人は、善玉菌が少なく悪玉菌が優位になっています。そこで、善玉菌をタブレットにして補給しよう!というのがこのタイプの整腸剤です。
※善玉菌:乳酸菌、ビフィズス菌、酪酸菌
※日和見菌:連鎖球菌、バクテロイデス
※悪玉菌:ウェルシュ菌、ブドウ球菌
②便を柔らかくするタイプ
便秘の原因には、便が固くなって排泄されないという場合もあります。硬くなって排出されにくくなった便に水分を集め、排便しやすくするようにサポートする!というのがこのタイプの整腸剤です。
③腸を刺激するタイプ
大腸に作用して大蠕動を起こし、排便を起こす生薬や薬がこのタイプです。センナ、大黄、アロエなどの生薬やピサコジル、ピコスルファートなどがあります。このタイプは無理やり大蠕動を起こさせるので、大腸が疲弊し腸管神経叢がダメージを受けて大腸が動かなくなる危険があるところです。要するに副作用があるので、本当の最終手段の下剤となります。
以上を踏まえた上で、おすすめの便秘薬を選んでいきましょう!
副作用を気にせず使える便秘薬は腸内環境を改善するタイプ!
上記の便秘薬の中で、副作用を全く気にする必要がないのは①腸内環境を改善するタイプです。
「ヨーグルト食べて腸活!」をタブレットでやっていると考えて貰えれば分かりやすいと思います。ヨーグルトの副作用を気にする人はいませんよね?(笑)
腸内環境が整うことで自然に便秘にならない体質に変わっていきます。また、腸内環境が整うことによる沢山のメリットも享受することができます。
本書でも、①下痢便秘の改善②認知症の予防③免疫力の向上④炎症の抑制⑤ダイエット効果などなど・・・数多くのメリットが述べられています。
腸活のメリットをそのまま受けれるんだよね
なので、第一の選択肢として腸内環境を改善するタイプの製品を選びましょう!
ドラッグストアで買えるおすすめ製品はコレだ!
最後に、ドラッグストアで簡単に手に入る「腸内環境を改善するタイプ」の商品を紹介します!
①ビオスリーHI錠
まずは本書でも紹介されていた「ビオスリーHI錠」。価格は3500円程度。
乳酸菌に加え、酪酸菌や糖化菌が配合されており、1錠あたりに含まれる菌の量も多いです。本格的に腸内環境を整えたい方にイチ押しの整腸剤となっています!
ちなみにネットの方が安く買えそうでした↓
②パンラクミンプラス
続いて「パンラクミンプラス」。価格は2000円程度。
植物性の乳酸菌と納豆菌を配合した製品です。一錠あたりの菌数が少ないのが気になりますが、繁殖力が強い植物性乳酸菌なのが魅力的。
こちらもネットの方が安く買えます↓
③ロロンS
最後に紹介するのが「ロロンS」。価格は2000円程度。
大腸に効果的なビフィズス菌と、小腸に効果的なカゼリ菌を配合した製品です。一錠あたりの菌数がそこそこ多く、価格もお手頃なのでとにかく試してみよう!という方にオススメです◎
こちらはネットでの取扱は無いようです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
便秘を改善するだけでなく、ダイエットや認知症予防にまで効果的な整腸剤。しっかりとした知識を身につけ、自分のためになる製品選びにお役立てくださると幸いです。
ちなみに、私はビオスリーHI錠を一番おすすめしております!何にしようか迷っている方は、是非ビオスリーHI錠を試してみて下さい。
ではまた!