化学者と作る!美容成分をカスタマイズして自分に合わせた半手作り化粧水
こんにちは、吉沢です。
以前紹介した、ドラッグストアで買える一押し化粧水『フーミーモイストローション』
記事の中で「乾燥肌に対しては保湿力が足りない」「ビタミンC誘導体などの美容促進成分が入っていない」という二点だけが惜しい、と記載しておりました。
本日はこの化粧水をベースに、美容成分をカスタマイズして読者の皆様に合わせた化粧水を作成するための方法をお伝えしていこうと思います。
※ちなみに「もっと本格的にベースから作りたいよ」という人はコチラの記事を参考ください!
では行きましょう!!
まずは欲しい美容効果を見極めよう!
初めに、化粧水に付与できる美容効果の一覧を確認しましょう↓
①保湿力
⇨ヒアルロン酸ナトリウム、ベタイン、グリセリンなど
②美白作用のある成分
⇨トラネキサム酸、ビタミンC誘導体類、ナイアシンアミド
③抗酸化(アンチエイジング)成分
⇨ビタミンE誘導体類、ビタミンC誘導体類、オリザノール
④抗老化(しわ・たるみ改善)成分
⇨ナイアシンアミド
複数効能がある成分もありますね!特にオススメの成分を簡単に解説して行きます↓
①保湿力:ヒアルロン酸ナトリウム、ベタイン、グリセリン
フーミーモイストローションに保湿力がやや足りないと思った方、これらの成分を足してみましょう!特にオススメなのが「ヒアルロン酸ナトリウム」です。少し加えるだけで格段に保湿力が向上します。
使用量は極わずかなので、下記の 1g のもので十分に足ります◎
②美白成分:トラネキサム酸、ビタミンC誘導体類、ナイアシンアミド
美白を求める方はこれらの成分を足しましょう!美白の原理的に3種類全てをちょっとずつ使用すると一番効果が高いです◎
ビタミンC誘導体としては、リン酸アスコルビン酸ナトリウムがオススメです。「どれか1つだけいい」という人は、コスト的にも効果的にもナイアシンアミドを選ぶと間違いないです◎
③抗酸化成分:ビタミンE誘導体類、ビタミンC誘導体類、オリザノール
老化の主要因である”酸化”を抑制する成分たち。ビタミンEはアンチエイジングのビタミンとして有名ですよね。中でもトコフェリルリン酸Naがおすすめです◎
先程紹介したリン酸アスコルビン酸ナトリウムと一緒に使うと相乗効果が期待できます!
④抗老化成分:ナイアシンアミド
美白の項目で一押しした「ナイアシンアミド」にしわ・たるみの改善が期待できます◎
美白&しわ・たるみの改善を目指したい方はナイアシンアミドを選びましょう!
なお、もっといろいろ知りたい方は「化粧品成分オンライン」を参考にしてみて下さい!
これらを使って、実際に化粧水をカスタマイズしていきましょう!
美容成分を配合しよう!
上記の成分を使って、お悩みに合わせた美容成分のカスタマイズをしていきましょう!
とにかく美白にしたい人
トラネキサム酸、リン酸アスコルビン酸ナトリウム、ナイアシンアミドを全て配合しましょう!
配合レシピは以下の通りです↓
フーミーモイストローション:300 mL
トラネキサム酸:2〜3 g
リン酸アスコルビン酸ナトリウム:3〜6g
ナイアシンアミド:9〜15g
まずは少量から試してみて、問題がなければ配合量を増やしてみましょう。
アンチエイジングを頑張りたい人
トコフェリルリン酸Na、リン酸アスコルビン酸ナトリウム、ナイアシンアミドを配合しましょう!
配合レシピは以下の通り↓
フーミーモイストローション:300 mL
トコフェリルリン酸Na:1〜2 g
リン酸アスコルビン酸ナトリウム:3〜6g
ナイアシンアミド:9〜15g
少量から試してみて、問題がなければ配合量を増やしてみましょう。
保湿力を上げたい人
ヒアルロン酸ナトリウムを配合しましょう!
配合レシピは以下の通り↓
フーミーモイストローション:300 mL
ヒアルロン酸ナトリウム:0.3〜3g
配合量を増やすにつれ、化粧水のしっとり感が増していき、沢山加えるとネットリしたゲルのような状態になります。
0.3〜3g程度の範囲で、お好みの使用感&保湿力になるように配合するのがオススメです◎
まとめ
いかがでしたでしょうか?
吉沢はヒアルロン酸ナトリウムで保湿感を整えつつ、とにかくアンチエイジングがしたいので、以下のような配合で使用しております↓
フーミーモイストローション:300 mL
ヒアルロン酸ナトリウム:0.6g
トコフェリルリン酸Na:1 g
リン酸アスコルビン酸ナトリウム:3g
ナイアシンアミド:15g
化粧水の成分を知った上で、自身の悩みに合わせたものを作れると、自分の状態に最適な化粧水にできます!
少しでもやってみたいと思った方は、是非チャレンジしてみて下さい♪
ではまた!