日本のオリーブオイル|産地と味の特徴 | ヨシナナ夫婦と生活の知恵

日本のオリーブオイル|産地と味の特徴

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日本では1908年から本格的にオリーブ栽培が行われるようになりました。当時、香川・三重・鹿児島で栽培が試みられましたが、気候が地中海沿岸とよく似ていた香川県の小豆島のみが栽培に成功しました。

現在では、主に香川県の小豆島と岡山県の牛窓で生産が行われており、小豆島が国内生産の9割以上を占めています。

日本のオリーブオイルは『まろやかでやさしい味わい』が特徴です。そんな国産オリーブの主要品種や産地の特徴、代表的なオリーブオイルをご紹介いたします。

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オリーブの主要品種と特徴

日本のオリーブオイルの主要品種は以下の通りです。

ミッション
1908年、栽培の最初に持ち込まれたアメリカ原産の品種です。青リンゴのような爽やかな心地よい香りの中に甘味があり、辛みとスッキリとした苦味のバランスがよい品種です。

ネバディロブランコ
1908年、ミッションと同時に持ち込まれたスペイン原産のピクアル種の派生種です。フルーティで苦味が強く、はっきりとしたスパイシーな香りのオイルが採れます。

ルッカ:
日本へはアメリカから導入された品種。爽やかな香りとすっきりとした味わいの高級感溢れるオイルが採れます。

マンザローニ:
スペイン原産の品種。独特の辛味があるのが特徴。

クセが無い料理にはルッカ種、オリーブの果実味を堪能したい場合はミッションやネバディロブランコが良好です。

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日本のオリーブオイル産地一覧

No.地域名オリーブオイルの特徴
1小豆島日本ではじめてオリーブの栽培に成功した場所。手摘みで果実を傷つけないように収穫したあと、じっくりと搾油する高品質オイルが特徴。フルーツのような甘い香りと、後からくるキレのある辛みが特長の製品と、ポリフェノールが多く辛めのものがあります。
2牛窓岡山県瀬戸内市にあるオリーブ園。サラリとした感触と少し青みがかった色合いで、苦みはなく爽やかでフルーティーなオイルが特徴。

小豆島では10月末から11月末にかけて「小豆島オリーブ収穫祭」が開催されます。オリーブを収穫する「手摘み体験」と、収穫した果実を熟度等で一つずつ選別する「選果体験」、オリーブを実際に搾る様子を見学できる「搾油工場見学」を体験できます。

牛窓でも10月の第四土曜日に「牛窓オリーブ収穫祭」が開催されます。入場は無料で、オリーブの収穫体験、搾油実演やテイスティング、オリーブ料理などオリーブに関する催しが行われます。

吉沢
吉沢

香川・岡山に行ったら是非覗いてみたいね!

その他、2004年から神奈川・湘南で「湘南オリーブの郷」、2018年にクラウドファンディングで立ち上がった群馬のオリーブ園など、日本各地でオリーブが盛況しつつあります。

吉沢
吉沢

めっちゃ応援したいよね

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代表的なオリーブオイル

1.小豆島産手摘み100%「小豆島」EXVオリーブオイル

小豆島産のミッション品種100%の手摘みオリーブオイル。驚きの酸度『0.1%』。超新鮮な高品質オイルです。

2.小豆島産手摘み100%「蒼」EXVオリーブオイル

小豆島産のルッカ品種100%の手摘みオリーブオイル。ルッカならではの爽やかな香りとすっきりとした味わいの高級感溢れるオイルが楽しめます。

3.【牛窓オリーブ園産】エキストラバージンオリーブオイル

牛窓農園のサラリとした感触と少し青みがかった色合いで、苦みはなく爽やかでフルーティーなオイル。期間限定、数量限定なので購入の機会が限られています。

【楽天市場】エラー

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まとめ

明治時代から栽培が開始され、歴史が浅いながらも高品質のオイルを生産する小豆島と牛窓。国際コンテストも受賞するなど、生産量は少ない一方世界的な存在感を高めているのが日本のオリーブオイルです。

まずは国産のオリーブオイルのお味を確認するところから初めてみてはいかがでしょうか?

吉沢
吉沢

オイルの試飲ができる専門店がいろいろとありますよ〜

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