【美容オイル作成】化学メーカーの現役研究員が彼女のためにフェイシャルオイルをガチ作成 〜序章:動機と概要〜

化学者のDIY
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本記事のフェイスオイルは、クラウドファンディング『Kibidango』にて資金調達を行い、商品化することにしました(詳しくはこちらをご覧ください)。

現役化学研究員が本気で美容オイル作成に挑む。

こんにちは、吉沢です。今回から数回に渡り、彼女のためにフェイシャルオイルを作成します。本記事ではそのきっかけと、プロジェクトの概要をお話しようと思います。

なお、序章から第三章までは以下のリンクからお読み頂けます。

それでは行きましょう!

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きっかけは七瀬さん

ある休日、デパ地下で肌の検査を受けた七瀬さん。皮脂が少ない乾燥肌であるとの診断が下りました。実は、七瀬さんは日頃からニキビに悩まされており、乾燥肌を改善するために行動することを決意しました。

七瀬

肌改善するゾ。

また、七瀬さんは敏感肌なので、肌に優しいオイルを探していたのですが、、、オイルがなかなか見つからない & あったとしても非常に高価ということで、悩んでいました。

七瀬

高すぎてかえまテン。

そこで、吉沢の元に相談にやってきたのでした。

七瀬

肌に優くて、保湿効果も高いオイル開発してよ、、、

実は吉沢は現在、化粧品にかなり近い組成物の研究を行っています。

また、大学〜大学院時代には、生化学、有機化学、合成化学を修得しているので、美容オイルは比較的簡単に作れるだろうと考えました。

吉沢

よし、早速作ってみよう!

そうして、理系研究員の美容オイルの作成が始まったのでした。

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美容オイルは必要か?

オイル作成の前にまず確認しておきたかった事。それは「そもそもオイルって必要なの?」ということでした。

吉沢

作る前に、作る意義を確認したいよね

そこで吉沢、得意の読書で皮膚の構造と美容オイルの役割を勉強しました。

で、次のような結論を出しました。

  1. 美容オイルは「必要
  2. 美容オイルの最大の役割は「保湿
  3. 美容オイルは洗顔後に「失われた皮脂の補充」の意味で使う
  4. 香りや機能と、ベース組成は分けて考える必要がある

美容オイルは「皮脂の代わりに保湿を行うもの」という認識で良いようです。上記の認識を持った上で、吉沢は全3ステップでの美容オイル作成計画を立案したのでした。

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プロジェクトの全体像と各章の概要

立案した計画はこちら↓

  • 序章 〜動機と概要〜
  • 第一章 〜ベースオイル組成の作成〜
  • 第二章 〜香りの設計〜
  • 第三章 〜機能性の付与〜
七瀬

これまた大型企画になったね、(笑)

第一章では、皮脂の組成を再現するために、どの油脂をどういう割合で配合すれば良いのか検討します。それを踏まえて、ベースオイルを作成します。

第二、第三章では、第一章で作成したベースオイルに対し、香りや機能性の付与について考えます。

吉沢

疑似的な皮脂を作った上で、香りや機能を付けていくよ

基本的に香りと機能性は「精油」を使って付与する予定ですが、香りと機能のどちらを追求するかで、設計の方法が変わると考え、別々の章で考察することにしました。

それでは早速、「第一章〜ベースオイルの作成〜」へ参りましょう!↓↓

to be continued……..

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クラウドファンディングで商品化を検討中

本オイルを一般の人にも使って貰いたいと思い、クラウドファンディングでの商品化を検討しています。是非、フォローして頂けたらと思います↓

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