スーパーでおすすめの天然塩と選び方を解説するよ!
こんにちは、七瀬です。本日は塩について書いていきます。
今まで「塩なんて安ければなんでもOK!」「味も一緒じゃない?」と七瀬は思っていましたが、勉強する中で全然違うことを知りました。
やばいもの食べてたよ・・・(泣)
砂糖については以前白い悪魔としてご紹介したように、「茶色い物を選びましょう!」とお伝えいたしました。実は、塩にも「食べてもいい塩」、「悪い塩」があることを知っていますか??
(参考図書:沼田 光生,『 完全なミネラルバランスこそ最強の治癒力!――医者が教える「医者に行かない」健康術』, コスモトゥーワン, 2019 / 登坂 正子, 『原因がはっきりしない30の症状はミネラルで治る!』, 主婦の友社. 2018)
この良い塩、悪い塩の正体を見ていきましょう!
塩の違い①|原料による違い
塩の原料には大きくは2つ、海水と岩塩があります。湖の水から作る湖塩というのもあるようですが、一般に手に入りやすいのはこの2つですね。
この2つは以下のような違いがあります↓
【海水】
・Mg, Kなどのミネラルが豊富
・頭痛・立ちくらみなどに効果的
・ツンとする塩辛さがある
・重金属汚染の危険がある
【岩塩】
・鉄,銅,Caなどのミネラルが豊富
・大昔の海水が由来
・マイルドでうま味がある
・汚染の心配が少ない
岩塩の持つ鉄分が発色したピンクソルトがよく売られていますよね。ヨーロッパには多く採掘場があり、日本よりも一般的に使用されています。
どちらも、本来は体の調子を整える作用があります。
しかし市販で安く手に入る塩には、この効果がそぎ落とされてしまっているのです。
塩の違い②|天然塩と精製塩
塩はその濃縮方法により、「天然塩」と「精製塩」に分けられます。
精製塩は、イオン交換膜透析法という方法で作られています。イオン膜という膜と電圧を用いて、海水からナトリウムだけを集める方法です。
これにより、99%以上を「塩化ナトリウム」という成分に濃縮しています。すなわち、他のあらゆる微量ミネラルが削ぎ落とされているのです。
ナトリウム以外が削ぎ落とされているんだ!
※この方法よって、塩の作成に広大な土地が不要となり、天候にも左右されず、効率が上がるといういい面もあります。
なお、市販の「1㎏100円」程度の安価な塩は、ほぼ確実にこの方法で作られた精製塩です!
塩には製造法の表示義務があり、裏面に記載されているのでチェックしてみましょう!(この製法のものは「イオン膜」と記載されています。)
他にも、塩の製法には以下のような方法があります。
イオン膜 | 海水を「イオン膜」と電圧を駆使して塩化ナトリウムを集める方法 |
逆浸透膜 | 海水中の塩分を「逆浸透膜」という膜と圧力を使って濃縮する方法 |
---|---|
溶解 | 天日塩や岩塩を水や海水に溶かして濃い塩水(かん水)を作る方法 |
また、以下のように、天日・平釜・立釜は塩を結晶化する際の方法になります。
天日 | 塩田などで、太陽や風力といった自然のチカラを利用して水分を蒸発させる方法 |
---|---|
平釜 | 密閉されていない釜で煮つめて結晶を作る方法 |
立釜 | 密閉した釜(真空式や加圧式など)で煮つめて結晶を作る方法 |
岩塩は基本的に「採掘」という方法で作られており、海塩に比べて塩化ナトリウムの塊が流出しているケースは少ないです。
塩分=塩化ナトリウム
一般的に、「塩分摂りすぎ注意!」といわれる「塩分」とは、実はこの「塩化ナトリウム」の摂りすぎに注意してくださいということなのです。
塩分摂りすぎによる、むくみや高血圧、心筋梗塞とは、精製された『ナトリウムの摂りすぎ』のことです。実は、人間は微量ミネラルが不足すると、塩を食べたくなるようにできています。
ミネラルが不足すれば海水から摂取する、という人間の本能なんだねー
しかし、精製塩の中には求めている微量ミネラルが入っていません。その結果『微量ミネラル不足が解消されず塩を求め続ける』というカラクリなのです。
天日干し & 立釜 の塩を一度食べてみてください。少量食べれば塩に対する欲求がなくなり、驚くと思います。
塩もう食えねー!
という感情が湧き上がります。スーパーでの塩選びに気を付けていても、加工食品や外食で使われている塩はほとんどが安価な精製塩です。
「味の濃いものが食べたい!」という時は大体がミネラル不足に陥っているので、ミネラルを豊富に含む「天然塩」をぜひお料理に取り入れてみてくださいね!
スーパーでおすすめの天然塩はこれだ!
天然塩の中でも、特に最近お気に入りなのがコチラ。
先ほど、岩塩にはうま味があるとお伝えしましたが、岩塩の中でもこれが抜群にうま味を感じました。
スナック菓子の周りについてる粉みたいなうま味を感じるぞ。。
グルタミン酸ナトリウム入ってる?
入ってません。
こちらのピンクソルトはOKスーパーで見つけました!コストコブランドのカークランドでもコスパ◎な大容量の岩塩があるので、ひそかにコチラも狙ってます。。
コストコ会員じゃないからまた楽天かなあ、、。(笑)
ちなみに、以前はカルディなどでよく見るこちらの海塩を使っていたのですが、こちらかなりしょっぱい!!
よくペンギンになって売ってるよね
一人暮らしで一年間使いましたが、半分以上残ってる。(笑)カルディやスーパーで260円くらいで手に入るので、塩としてのコスパはかなりいいかも。
さらに、最近気に入って使用しているのが沖縄の塩「シママース」↓
普通のスーパーでもよく見かけますが、ミネラルバランスが非常良いです。さらに味もよかったので、最近はこちらの天然塩を使用することが多いです。
まとめ
以上、塩の違いと良質な塩の選び方をご紹介しました。
料理に塩気を出したい時には海塩、サラダや焼肉など直接かける時にはピンクソルト(岩塩)など使い分けるといいと思います◎!
ではまた!