ポテトチップスはやっぱり体によくない??
ダイエッターや健康志向な方から、マクドナルドと二大巨頭で嫌煙される「ポテトチップス」。健康に悪いことは有名ですが、どうして健康に悪いのか・・・本当の理由を知っていますか?
今回は不健康の代名詞『ポテチ』の真実に迫ります!!
ポテチが体に悪い5つの理由
精製塩:
塩の選び方の記事で解説したように、精製塩はとても体に悪いです。安価なスナック菓子には十中八九、この精製塩が大量に使われており、むくみや高血圧の原因になります。
酸化脂肪:
体内に炎症を起こすとともに、腸管組織を傷つけ下痢などを引き起こします。また、動脈硬化や認知症の原因にもなると考えられている非常に毒性が強い物質です。
(参考:http://www.mitsuoka-clinic.or.jp/jp/anti_aging/AAtip/AAtip81_90/AAtip84_oxidizedoil.html)
AGEs/血糖値が上がりやすい:
こちらの記事で解説したように、「酸化」とともに老化の原因になる物質がAGEsです。AGEsは食品に含まれていたり、血糖値が高いと体内で発生します。AGEsが蓄積することでしわの原因になったり、アルツハイマー病の原因になったりします。
ポテチこわ!!
さらに、AGEsの中でも特に危険な「アクリルアミド」を含みます。このアクリルアミドに関して、もう少し詳しく説明します。
アクリルアミドの健康被害
始めに、アクリルアミドが公的機関でどのような扱いを受けているか確認しましょう。
国際がん研究機関(IARC)では、ヒトに対しておそらく発がん性があるという「グループ2A」。内閣府食品安全委員会は健康への影響について「懸念なしとは言えない」との評価結果。
少なくとも安全ではない、と・・・
農林水産省からはすでにアクリルアミドの減らし方について、呼びかけや研究を進めています。(アクリルアミドのSDS (安全データシート) はこちら)
▼食品に含まれているアクリルアミド(農林水産省)
公的機関もアクリルアミドのヤバさに気づき、対応を進めていることが分かりますね。
アクリルアミドは危険!
なお、「アクリルアミド」はじゃがいもを180度以上で高温調理すると発生します。つまり、ポテチだけではなく、じゃがいもを高温調理しているお菓子や料理全般に言えることで、
「ポテチがダメならじゃがりこを食べればいいじゃないか☆」
という考えは危険です!!(じゃがりこはいわれなくても察するけど笑)コロッケ、フライドポテト、ハッシュドポテトなどもアウトです!
健康嗜好のポテチが続々登場、しかしその実態は・・・
ポテチが体に悪いという認識の広まりと共に、健康志向のポテチが出回ってきました。
最近は↓の画像のような健康に良さそうなポテチがあります。
これらの商品の売り文句は、「低カロリー」「化学調味料無添加」でしょうか。化学調味料やカロリーも、ポテチが健康に悪い理由ではありますが・・・
先程からお伝えしている通り、ポテチの本当のヤバさは「じゃがいもを高温調理している」という点にあり、「アクリルアミド」は含有しているんですよね。
一番ヤバイところはなくなってないのね
ポテチがやばい理由をしっかり理解し、こういった製品に手を伸ばさないように注意したいところです。
尚、以下の商品は遠赤外線を使った独自の製法によって、アクリルアミドの発生を極端に抑えているようです。しかし、原材料の蛋白加水分解物、酵母エキス、アミノ酸などの添加物が気になります。
原材料・成分
乾燥じゃがいも(遺伝子組み換えでない)、植物油、小麦澱粉(小麦を含む)、上新粉、グラニュー糖、食塩、蛋白加水分解物、昆布エキスパウダー、酵母エキス/加工デンプン、調味料(アミノ酸等)、酸化防止剤(V.C)
画期的な特許製法によって、心筋梗塞、脳梗塞、認知症などのリスクが高まり、アレルギー疾患などの因子の一つである“トランス脂肪酸”が発生しません。更に、発ガン物質として危惧されている“アクリルアミド”の発生は極端に抑えられていますので、安全で美味しく、手も汚れません。皆様に安心してお召し上がりいただける製品になっています。(Health & Fun)
株式会社テラフーズ公式サイトより
市販のポテチを安心して食べられる時代は、もっと先かもしれませんね。
どうしてもポテチが食べたい方は
それでも「どうしてもポテチが食べたい!」という時には、自分でポテチを作るのがオススメ。安全なポテチの作り方はこちら↓
危険ポイントを避けるように、ポテチを作って食べれば良いんだね
大量生産ができず、手間もかかるのでバク食いできませんが、ジャガイモの美味しさをかみしめながら、上品にいただけます。ポテチバク食い予防には最適ですので、ぜひお試しください!
ではまた!