フランスのオリーブオイル|産地と味の特徴 

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フランス料理に代表されるように、料理の味を大事にするフランス。強い渋みを嫌う伝統的な味覚から、まろやかで繊細なオリーブオイルが好まれます。

そのためよく熟した果実を、あえて2〜3日貯蔵した後絞ってオイルにするという製法が行われています。そんなフランス産オリーブの主要品種や産地の特徴、代表的なオリーブオイルをご紹介いたします。

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オリーブの主要品種と特徴

フランスのオリーブオイルの主要品種は以下の通りです。

サロネンク種:
繊細さを感じるとてもマイルドな品種。アーモンドやリンゴのような香りがあり、後味にバターのような風味を感じるのが特徴。

アグランドゥ種:
実の先が大きくとがっていて、強めの果実味と微かな苦味を持つ品種。

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フランスのオリーブオイル産地一覧

No.地域名オリーブオイルの特徴
1エクサン=プロヴァンス産オリーブオイルやや辛みと苦みがある。早摘みは青い香りがあり、完熟タイプはココアやバニラを思わせる甘い香りが特徴。
2オート=プロヴァンス産オリーブオイルリンゴやバナナの甘い香りとアーティチョークの青い香りが混ざった複雑な香りが特徴。
3コルシカ産オリーブオイルハチミツや花を思わせる甘い香りがあり、苦味と辛味が少ないスウィートさが特徴。
4ヴァレ・デ・ボー=ド=プロヴァンス産オリーブオイル早摘みはナッツやアーティチョークの香りがあり、完熟タイプはココアやトリュフ、キノコを思わせる芳ばしい香りが特徴。
5ニーム産オリーブオイル青々しいバナナやパイナップルの香りがあり、苦みや辛みもしっかりしている。
6ニース産オリーブオリスアーモンドの強い香りが特徴。
7ニヨン産オリーブオイルナッツ、干し草や青リンゴの香りがするなめらかなオイル。
吉沢

ハチミツとかバニラっぽい香りのオリーブオイルって、気になるよね

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代表的なオリーブオイル

1.ヴァレ・デ・ボー・ド・プロヴァンス

収穫後72時間置いてから圧搾したオイル。熟成によって渋みがなく、とてもマイルドな仕上がり。

2.アルジアリ・EXVオリーブオイル

マイルドで、シトラス系の香り立ちが気品高い逸品。

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まとめ

味覚の好みから、あえて熟成させて渋みを抜いたオイルを生産する産地フランス。オリーブ特有の苦味やクセが苦手な方にはとても使いやすいオイルになっています。

まずはスーパーのオリーブオイルをお手にとり、産地を確認するところから初めてみてはいかがでしょうか?

吉沢

KALDIなどの輸入小売店には沢山の種類のオイルがありますよ〜

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