オリーブオイルの健康効果を得るために高品質の本物を選びたい
こんにちは、吉沢です。本日はオリーブオイルの品質に関してお話したいと思います。
昨今オリーブオイルは、認知症予防・悪玉コレステロールと中性脂肪の低下・アンチエイジングなど、多彩な効果で脚光を浴びていますよね。
でも・・・
本物のオリーブオイル、選べてますか?
市販のオリーブオイルの中には、オリーブオイルの健康効果を享受できないどころか、体に害があるものが紛れています。
どのジャンルのどの商品でも、マガイモノがあるよね・・・。
本日は、そんな商品の中から本物を選ぶための知識をご紹介していきます!
ではいきましょう!!
オリーブオイルを選ぶ時は品質と等級に注目
オリーブオイルを選ぶ時に着目すべき点は、ズバリ「品質」と「等級」です。オリーブオイルは、そのオイルの品質や、精製方法などによって厳密に分類分けされています。
エクストラバージンとか、名前は知ってるけど意味は分かってないわ(笑)
おいおい・・・!(笑)
分類の意味や基準を知ることで、賢くオリーブオイルを選べるようになるわけです。
さっそく、オリーブオイルの品質について勉強していきましょう!!
オリーブオイルの品質チェック
オリーブオイルの品質は果実の状態や搾り方によって大きく変わります。そこで、オイルのメーカーは出来上がったオイルの品質を分析します。
品質チェックには、人が行う官能検査と、機械を用いた化学成分分析があります↓
⇨そのまま食用にできると判定された場合は「バージンオイル」に分類
⇨「酸度」が重要で0.8%以下なら「エキストラ」, 0.8〜2%なら「バージン」に分類
こちらのサイトにモライオーロ種の成分分析が載っているので、興味があればご参考下さい。
官能検査で、食用にできるが好ましくない場合は「オーディナリー」、食用に出来ないと判定されると「ランパンテ」に分類されます。また、化学的成分分析で酸度2%の以上の場合も「ランパンテ」に分類されます。
ややこしくなってきたゾ
上記の内容を一旦整理するとこうなります↓
品質の高い順に「エキストラバージン>バージンバージン>オーディナリーバージン>ランパンテバージン」となります。エキストラバージン、バージンはそのまま食用に、オーディナリーやランパンテは精製や加工に回されます。
一旦、エキストラバージンオイルとバージンバージンオイルが「本物」であることが分かったね
オーディナリーやランパンテを精製・加工したものや、圧搾以外の方法でオイルを抽出したものが冒頭のべた「マガイモノ」になります。
この辺はオイルの等級を見れば分かりますので、等級の勉強をしていきましょう!
オリーブオイルの等級とは
オリーブオイルの等級は以下のように分類されています↓
酸度や風味に欠点のあるオイルは精製されて、無色透明&無臭のオイルになります。精製後の酸度は0.3%以下が基準であり、医薬用や工業用に使われます。また、精製オイルに少量のバージンオイルを加え、「ピュアオリーブオイル」として販売することもあります。
精製オイルはオリーブの栄養素がなくなってるから、健康効果が殆ど期待できないよ
搾りカスのオリーブは、有機溶剤で抽出されポマースオイルになります。抽出の過程で熱を加えることが多く、オイルの品質劣化が顕著です。
ポマースオイルは避けようね
まとめとオススメ商品
オリーブオイルの等級と品質をまとめると、以下のようになります↓
【絞っただけのオイル】
・エキストラバージンオイル
・バージンバージンオイル
・オーディナリーバージンオイル
・ランパンテバージンオイル
【精製を施したオイル】
・精製オリーブオイル
・ピュアオリーブオイル
【有機溶剤で抽出したオイル】
・オリーブポマースオイル
この中で、オリーブの健康効果を享受できるのはエキストラバージン、バージンバージンだけです。
エキストラバージンを選ぼう!!
他のオイルより少しお値段がかかりますが、相応の健康効果を享受できるので、是非上記のオイルを選んでみて下さい!
健康は最大の自己投資!
最後に、オススメの商品を紹介して締めたいと思います!
1.GOYA エクストラヴァージンオリーブオイル
スペイン産の苦味と辛味が強い早摘みオリーブオイル。酸度は0.4%以下です。
カルディで買えるよ!味も美味しいので食べるのもオススメ。
2.トッレビアンカ(TORRE BIANCA)
イタリア産の非常に辛いモライオーロ種を100%使用したオイル。高価ですが、アンチエイジング効果がピカイチの逸品です。
以上、みなさまの健康ライフを応援しています。ではまた!!