無印良品の敏感肌用化粧水の正体を暴く
こんにちは、吉沢です。本日も無印良品の化粧水の成分分析を行っていきます。
前回成分分析を行った「クリアケア」は予想以上にヤバイ成分でしたが、敏感肌用はどうでしょうか?その真実に迫ります!
なお、他のラインも含めた無印化粧水全体の評価はコチラの記事をご参考下さい↓
では行きましょう!
敏感肌用の成分一覧と分類分け
敏感肌用化粧水には「さっぱり」「しっとり」「高保湿」のタイプがありますが、いずれも成分分析を行っていきたいと思います。
成分一覧はコチラ↓
【さっぱりタイプ】
水、DPG、グリセリン、PEG-32、グリコシルトレハロース、加水分解水添デンプン、スベリヒユエキス、ポリクオタニウム-51、グレープフルーツ種子エキス、PCA-Na、クエン酸、クエン酸Na、アラントイン、BG、フェノキシエタノール
【しっとりタイプ】
水、グリセリン、DPG、PEG-32、グリコシルトレハロース、加水分解水添デンプン、スベリヒユエキス、ポリクオタニウム-51、グレープフルーツ種子エキス、PCA-Na、クエン酸、クエン酸Na、アラントイン、BG、フェノキシエタノール
【高保湿タイプ】
水、DPG、グリセリン、PEG-32、ジグリセリン、グリコシルトレハロース、加水分解水添デンプン、ヒアルロン酸Na、アラントイン、グレープフルーツ種子エキス、ポリクオタニウム-51、スベリヒユエキス、BG、フェノキシエタノール、PCA-Na、クエン酸Na、クエン酸
これらの成分を配合目的ごとに分けると以下のように分類できます。なお、基材・保湿剤以外は共通なのでまとめて書きます。
【化粧水の基材・保湿剤】
共通:水、DPG、グリセリン、PEG-32、グリコシルトレハロース、加水分解水添デンプン、PCA-Na、BG
高保湿タイプのみ:ジグリセリン、ヒアルロン酸Na
【美容成分】
スベリヒユエキス、グレープフルーツ種子エキス、クエン酸Na(クエン酸)、アラントイン
【界面活性剤類】
ポリクオタニウム-51
【防腐剤】
フェノキシエタノール
これらの成分について、順に確認していきましょう!
基材・保湿剤
共通:
水、DPG、グリセリン、PEG-32、グリコシルトレハロース、加水分解水添デンプン、PCA-Na、BG
高保湿タイプのみ:
ジグリセリン、ヒアルロン酸Na
両方に共通する成分として「水」「DPG」「グリセリン」「PEG-32」「グリコシルトレハロース」「加水分解水添デンプン」「PCA-Na」「BG」があります。
「DPG」は安価なのでよく使用されますが、保湿剤の中では皮膚刺激が高いと報告されています。

DPGの刺激性についてはかずのすけさんのブログでも記載されているよ。
「PEG」は高分子系の保湿剤ですが、角質バリア機能を目に見えないレベルで傷害しているという論文が報告されています。

刺激も強め、角質バリアにも影響あり・・・
他の共通成分に関しては特に言及することがなく、普通の成分です。
また、高保湿タイプにのみ「ジグリセリン」「ヒアルロン酸Na」があります。これらはいずれも刺激が少なく、ぺっとりとした高保湿の成分です。

高保湿の正体がここだね。
以上をまとめると、「刺激強め」「角質バリア損傷の可能性がある」など、敏感肌用を謳うには疑問符がつく成分構成になっています。
続いて、美容成分を見ていきましょう!
美容成分類
スベリヒユエキス、グレープフルーツ種子エキス、クエン酸Na(クエン酸)、アラントイン
美容成分として2種類の植物エキスと、クエン酸Na(クエン酸)、アラントインが配合されています。順に見ていきましょう!
スベリヒユエキス:
食べれる雑草として有名なスベリヒユの抽出液です。保湿作用のために配合されています。
グレープフルーツ種子エキス:
グレープフルーツの種のエキスです。抗酸化作用の為に配合されています。
クエン酸Na(クエン酸):
クエン酸とクエン酸Naは、化粧水のpHを調整する為に使用されています。pHを弱酸性にコントロールすることで収斂作用がありますので、間接的に毛穴の収斂作用が見込まれます。
アラントイン:
医薬品成分で、抗炎症作用がある成分です。炎症を抑制し、皮膚を正常化するために配合されています。

アラントインの炎症抑制作用が「敏感肌用」の正体だね。
続いて、界面活性剤について見ていきましょう。
界面活性剤
ポリクオタニウム-51
敏感肌用の商品ですが、敬遠されがちな界面活性剤が配合さています。
ポリクオタニウム−51:
保湿作用や帯電防止作用のある界面活性剤です。皮膚刺激は少なめの成分です。
刺激の低い界面活性剤が使用されており、一見すると良いように見えます。しかし、界面活性剤の問題点は刺激性だけではなく、皮脂膜の性質を変え、皮膚膜が薄く・肌が弱くなってしまうという問題があります。

この辺は界面活性剤の「構造」に依存しています。石鹸だと短時間で界面活性剤としての能力を失うので問題になりにくかったりします。
防腐剤
フェノキシエタノール
フェノキシエタノール:
正式名称「エチレングリコールモノフェニルエーテル」という、わずかに刺激のある有名な防腐剤です。「パラベンフリー」を宣伝文句にしていますが、パラベンより避けたいフェノキシエタノールが配合されているという事実・・・。

「パラベンフリー」って、こういう落とし穴多いよね
ということで、敏感肌用だけど刺激になる可能性がある防腐剤が使用されています。
まとめ
敏感肌用の成分をまとめると以下のようになります↓
【各成分まとめ】
基材・保湿剤⇨刺激強め
美容成分⇨抗炎症成分で無理やり敏感肌適正
界面活性剤⇨皮膚を弱くする可能性
防腐剤⇨皮膚刺激の可能性高い
敏感肌用を謳うには、刺激強めの成分が多いなという印象です。
ということで・・・
無印良品 敏感肌用
成分評価:★☆☆☆☆
敏感肌用なのに刺激が低くない。抗炎症成分で抑え込んでいる。
敏感肌の方は「フーミーモイストローション」か「ココンソワローション」に替えるのがオススメです。
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