【美容】肌の構造と成分の知識を基に化学者が論理的なスキンケアを続けた結果を大公開|NATS. | ヨシナナ夫婦と生活の知恵

【美容】肌の構造と成分の知識を基に化学者が論理的なスキンケアを続けた結果を大公開|NATS.

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美肌作りは長期的かつロジカルに!肌の構造と成分の知識を身につけた化学者のスキンケア

本日は、化学者として2年間続けているスキンケアの結果報告と、スキンケアの方法をご紹介させていただきます。

私がスキンケアを本格的に始めたのは、化粧品系の書籍を乱読した後。

肌の構造・洗顔や化粧品の成分を(化学者として)勉強したからです。

吉沢
吉沢

化粧品の成分を知れば知るほど『自分で作るしかない』という思いが強くなりました。

背景には「2000年9月の薬機法改正」があります。

この改正で、化粧品の規制が大幅緩和され、粗悪な化粧品が社会に溢れるようになったのです。その結果、自社製品の誇大広告もよくある光景になりました。

吉沢
吉沢

知る人ぞ知る薬機法改正

さて、ここで質問です。

「大手化粧品メーカーのさも良さそうな化粧品を使って、肌の調子が継続的良くなった経験がありますか?」

多くの方は、良くなったことが無いのではないでしょうか?

それは、広告イメージと実際の商品の効果が全く違っていたり、世の常識とされているスキンケアの方法が論理的に間違っているからだったりします。

七瀬
七瀬

そもそも肌状態と化粧品の関係なんてチェックしてないゾ

そこで本日は、玉石混交の情報をしっかりと取捨選択できるように、スキンケアに関する知識も身につけて頂ければいいなと思っています。

前置きが長くなりましたが、早速見ていきましょう!

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ロジカルなスキンケアを2年続けた結果を公開

2年に渡るスキンケアの結果がこちら↓

化学者がゼロベースで考案したスキンケア|2年間の結果

一番分かりやすいおでこの写真を載せていますが、全体的にこんな感じです。2年の歳月をかけて、徐々に徐々に綺麗になっているのが分かりますね。

また、肌だけではなく全体的な外観も綺麗になっています↓

外観の変化
吉沢
吉沢

昔は凄かったな・・・笑

肌だけでなく髪の質も大きく変化したため、全体的な清潔感がとても変わっています。お鼻とかも結構ツルツルです。

七瀬
七瀬

別人みたいになったよ

2年程の長い歳月をかけてでも、肌や髪の調子を本気で良くしていきたいと思った方は、続きを読んで一緒に勉強していきましょう!

吉沢
吉沢

根本改善には知識が不可欠!

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スキンケアの定義と肌の構造

スキンケアの方法をご紹介する前に『そもそもスキンケアとは何なのか』を明確にしておく必要があります。

そのためには、肌の構造を知る必要があります。

肌の構造とスキンケア

肌の構造を要約するとこのようになります↓

肌は外側から順に「表皮」「真皮」「皮下組織」でできています。

表皮はさらに4つの層から成っており、表皮の一番外側にあるのが「角質層」です。スキンケアが関与するのは基本的に角質層までです。

吉沢
吉沢

角質層までを詳しく理解すればいいんだね

角質層は外部から身体を守り、肌の水分蒸散を防ぐとともに水分を保持する役割を持ち、肌の調子を大きく左右します。

すなわち、角質層を丁寧にメンテナンスすることがスキンケアの目的になります。

※もっと詳しく知りたい方は化粧品成分オンラインのサイトをご覧ください。

吉沢
吉沢

角質層の仕組みに対して、理にかなったメンテナンスを実施すればいいわけです

角質層の構造とメンテナンス

ということで角質層の構造をざっくりと紹介します。

角質層の構造

一番外側に皮脂膜があり、天然保湿因子を含む角質細胞の隙間を、細胞間脂質で埋めた構造をしています。

各成分のポイントをまとめると以下になります↓

1.皮脂膜(スクワレンなど)
→水分の蒸発を防止する。酸化しやすい成分で、酸化した皮脂は皮膚に悪影響がある。不足すると肌が乾燥する。

2.天然保湿因子(アミノ酸や塩)
→水分を保持する働き。化粧水で補うことが多い。不足すると肌が乾燥する。

3.角質細胞
→角化した細胞。角質層の骨組み。

4.細胞間脂質(セラミドなど)
→角層細胞の隙間をつなぎとめる成分。水分を保持する機能を持つ。化粧水で補うことが多い。不足すると肌が乾燥する。

理想的な角質層のメンテナンスは『必要な皮脂・天然保湿因子・細胞間脂質は落としすぎないように気をつけつつ、酸化した皮脂を除去すること』と言えます。

吉沢
吉沢

落としすぎた皮脂や細胞間脂質は、オイルや化粧水で補うことになるね

加えて角質層の外側には、ほこりなどの物理的な汚れと、汗などの水で落ちる汚れが付着しています。

まとめると、スキンケアの定義は『①物理的な汚れ②汗などの水で落ちる汚れ③酸化した余分な皮脂、を落としつつ必要な成分は落としすぎないこと』になります。

七瀬
七瀬

スキンケア=必要な成分を残した上で物理汚れ・水で落ちる汚れ・酸化した皮脂を除去すること

(勉強の痕跡↓)

スキンケアの定義を頭に叩き込んだ上で、実際のスキンケアをご紹介していきます。

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スキンケア|洗顔編

スキンケアで最も大事かつ最もトラブルが多いのが “洗顔” です。

私の洗顔方法はこちら↓

1.オリーブオイルと塩を混ぜ、顔に付ける

2.そのまま湯船に浸かり、5分〜10分程放置

3.お湯で丁寧に流す

いきなり常識とはかけ離れた方法ですよね。

上記の洗顔をする理由と、オリーブオイルや塩の選び方を順に説明していきます。

七瀬
七瀬

わたしも半信半疑でやってみたらめっちゃ調子良くなったよね

洗顔方法の根拠

先程、スキンケアを『①物理的な汚れ②汗などの水で落ちる汚れ③酸化した余分な皮脂、を落としつつ必要な成分は落としすぎないこと』と定義しました。

①と②はお湯で洗うだけで達成できるので、論点は「③酸化した皮脂を除去する方法」にあります。

酸化した皮脂を除去する方法は3種類↓

・油で皮脂を浮かした後、物理的に除去する
→オリーブオイルなどを塗り、コットンで拭き取る

・油で皮脂を浮かした後、除去される仕組みを作る
→塩+オリーブオイル

・界面活性剤を使って皮脂を溶かして除去する
→石鹸や洗顔料で洗う

順に詳しく見ていきましょう!

・油で皮脂を浮かした後、物理的に除去する

インテリジェンススキンケア』という書籍でも紹介されている方法になります。

美容リテラシーが高い方は、この方法でケアしていることが多いです。

この方法でも良いのですが、コットンで拭き取る時の摩擦が気になるので私は採用していません。

・油で皮脂を浮かした後、除去される仕組みを作る

私が採用しているのはこの方法です。

顔に塩を塗ることで、毛穴から汗がどんどん出てきます。そのため、オリーブオイルで浮かせた皮脂が毛穴から押し上げられて除去されるようになっています。

吉沢
吉沢

勝手に汚れが落ちていくイメージ

なので、オリーブオイルと塩を顔に塗り、湯船に浸かって5分〜10分程放置すれば、自動的に汚れが落ちていきます。

肌への負担がなく、必要な成分は落とさない方法です。

・界面活性剤を使って皮脂を溶かして除去する

こちらは世間一般の方がよく行っている洗浄方法です。

酸化した皮脂は落とせるのですが、この方法には3つの大きな問題点があります。

①必要な皮脂・天然保湿因子・細胞間脂質まで落としてしまう
②肌への刺激があるものが多い
③残留した界面活性剤が継続的に皮脂膜形成を阻害してしまう

簡単に言うと、肌が乾燥しやすくなったり、弱くなったりする懸念があります。

肌トラブルの9割は界面活性剤によるものなので、十分に気をつけたいですね。

オリーブオイルと塩の選び方

オリーブオイルの選び方はこちらの記事で詳しく解説しています。

とにかく酸度に気をつけて選びましょう。

私はGOYA エクストラヴァージンオリーブオイルを使用しています↓

塩の選び方はバスソルトの記事で詳しく解説しています。

マグネシウムがおおい天日塩や、こだわりのある方は岩塩を使用しましょう。

私はシママースを使用しています↓

吉沢
吉沢

シママースが一番肌に合ったんだよね。

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スキンケア|化粧水編

洗顔が終わり、お風呂から上がったら化粧水を付けましょう。

化粧水は、とにかく肌への負担が少ない成分構成がマスト。

もっと言うと、細胞間脂質(セラミド)や天然保湿因子が含まれたものが理想です。

吉沢
吉沢

角質層の構造的に、セラミドやアミノ酸を補いたいのは理解できるよね

この辺は、化粧水成分の包括的な知識が必要になります。

分からない方はフーミーモイストローションか、ココンソワローションがおすすめです↓

各化粧水の成分分析はこちら↓

無印やアルビオンは・・・やめておきましょう。

スキンケア|なぜ乳液はダメなのか

乳液は皮脂膜の代わりとなる油分を補う為に使用されることがあります。

しかし、私は乳液の使用をオススメしていません。

その理由はズバリ界面活性剤にあります。乳液は成分を乳化させるために必ず界面活性剤が使用されています。界面活性剤が皮膚上に残っていると、皮脂膜の形成を阻害してしまいます。

そのため、基本的に乳液は使わない方がいいと考えています。

吉沢
吉沢

質のいいオイルで油分を補った方がが良いよね。

スキンケア|オイル編

さて、化粧水を付け終わったら、最後にオイルを付けましょう。

オイルは皮脂膜の代わりを担います。ポイントは「酸化しにくい・肌馴染みが良い・保湿性、エモリエント性が良い」ものです。

私は、自分で設計した美容オイルを使用しています↓

本オイルを一般の人にも使って貰いたいと思い、クラウドファンディングでの商品化を検討しています。是非、フォローして頂けたらと思います↓

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なお、既存の市販品ではイソップのフェイシャルオイルがオススメです↓

以上で私のスキンケアは完了です。

そもそも論|化粧品に即効性を求めてはいけない

ここで一点、釘を刺しておきたい事項があります。

それは、「化粧品に即効性を求めてはいけない」ということ。基本的に即効性があるのは「医薬品」として指定されますので、医師しか処方できません。

吉沢
吉沢

角質より下に浸透するものは法律違反だよ

効果が出る場合、それは肌バリアを壊して成分を導入しているのかもしれません。

化粧品として販売されている以上、激的な効果は期待しないでおきましょう。

吉沢
吉沢

医薬部外品も同じく、効果は期待しないでおきましょう

この辺は、イメージ戦略だけで高く売ることができる化粧品や広告に問題があるのかもしれません。

まとめ

以上、肌の構造を勉強し、その上でスキンケアを定義しました。

さらに、理にかなったメンテナンスの方法を紹介しました。

大手の広告やイメージ戦略に惑わされず、多くの方が正しい知識を身に着け、理想的な肌を手に入れられるようになれば嬉しいなと思います。

クラウドファンディングで皮脂そっくり美容オイルの商品化を検討中

美容業界の現状を重く受けとめ、化学者吉沢が皮脂そっくりの良質な美容オイルを開発しています↓

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